関西発の登山・ハイキング・自然好き旅仲間の輪

七輪持って六甲山で煮て焼いた

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2005/1/3(日)新年明けまして、早速「+αの山旅」というテーマを景気づけるべく「七輪(しちりん)」を持って六甲山へでかけた。
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えっ!?七輪!ってあの肌色でバカ重くて、炭を入れてサンマとか焼くやつ?なんでまたそんなものを山へ持っていくの。冗談もほどほどにしてよね(-.-#)
とか思われるかもしれないけれど、ホントに持って行った。
阪急「芦屋川」駅より閑静な住宅街を登り抜けた「高座の滝」にある神社にて今年の安全登山を祈願。
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ちょこっと、うんちく
ちなみに、滝の左上には日本のロッククライミング文化を広めた「藤木九三」さんのレリーフがあります。ここから先の岩肌が露出している一帯が、日本アルピニズム発祥の地として名高く、比較的気軽な岩山歩きができるとして兵庫県六甲山系の中でも人気の高い「芦屋ロックガーデン」です。


今日の天気予報は「快晴」ロックガーデンは見晴らしが良く、神戸の街並みはもちろん大阪湾を越えて遠く、金剛山系の山も見えていた。振り返るたびに確実に高度を稼いでいることを実感できるのがうれしい。

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七輪はというと若手のホープK氏に担いでもらうことになった。
ばてることなく、ガンガンのぼってゆく〜

そして、1:30ぐらいで、今回の旅のハイライト地点である風吹き岩に到着した。交代して担ぎ上げる予定だった七輪は、見事K氏ひとりで完登!お疲れさまでした\(__ )

今回のメニューはダイコンと豆腐とコンニャクの煮て田楽ミソで食べるものと、焼き鳥!炭への着火は市販の固形アルコールを使い順調だったが、思ったよりも火力がすぐには上がらず、携帯コンロにてまず湧かすことになった。そのあいだ、焼き鳥を先に食べることになり焼き始めたがこちらはすぐにできあがり、ショウユを垂らしたときの香ばしい匂いがたまらなかった!

鍋の方も無事完成し、キノコやおにぎりや切り餅のホイル焼きも登場し、冬の青空の下で大阪平野を眺めながらホクホク、あっちっち〜とかいいながら満足感に浸った。食後のあたたかいコーヒーも格別。

下準備してくださった方、本当にありがとうございますぅ〜
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さて、後片付けは難ありでした。七輪が熱いのです。冷めない冷めない。みずをかければ、急激に収縮し七輪は割れてしまうのです。細かくなった残りの炭の始末にも課題あり。結局段ボールとガムテープでフタをして、そのまま手に提げて下山することになりました。

下山のルートは風吹き岩南西方面「金鳥山」付近から保倉神社へ。海を正面に眺めながらのこの道は、六甲山ならでは!そして、「謹賀新年」ののぼりが立ち並び、まだ正月の雰囲気ある保倉神社にて、再びお参りし阪急岡本駅へ下山した。
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「七輪のある山旅の良さや魅力」
トラディショナルで味わい深く、かっこいい雰囲気が漂う(一部)
少ない量の炭でそこそこの火力を得られ、環境に優しい
そこそこに安い(¥1000円ちょっと)ので気軽
携帯ガスコンロの利便性、ありがたみがよくわかる。

「七輪の欠点」
とっても重い
使用後、冷めにくくすぐに片付けられない。水をかけると割れる。
炭の後片付けがめんどう

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コメント(2)

トラックバックいただきありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

七輪かつぎあげてのハイキングとは、豪快ですね。
しかも、眺めのいい風吹き岩で宴会は、ふだん、ミニコンロでラーメンばかり食べてる私からすれば、楽しげな企画だと思います。

いろいろ道具をボッカして、山頂でバーベキューや焼き肉など、考えるだけでも、お腹が鳴りそうな感じにも。

soratomoさん、こんにちは。懐かしい。七輪でなくて、ロックガーデン−風吹き岩−金鳥山です。七輪の下の黄色い土でなんとなく分かりました。写真の道一般道と違いますね。A懸、B懸の谷ですか。白いのは雪ですか。六甲アイランドの横が陽を反射してますね。

高座の滝の方々お元気?昔、おでんでビールを飲みました。今後ともどんどん見せて下さい。

武奈ヶ岳は、私の始めての雪中露営でした。

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このページは、soratomoが2005年1月 4日 16:04に書いたブログ記事です。

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